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2010/05/13 関東 
猿ヶ京温泉と湯宿温泉

1猿ヶ京温泉  湖城閣  温泉地再訪  75 
 独自源泉掛け流し 庭の露天風呂は釜風呂、木の刳り貫き風呂など
 多彩 
翌日の朝は雪で、法師の湯小屋の屋根は白く雪が積もっていた。山を下り猿ヶ京の温泉に着くと雪はなく、曇天の空になっていた。猿ヶ京温泉も訪問は久しぶりで湖城閣は多種の浴槽がある露天風呂で独自源泉の宿である。鉄筋の3階建ての古い宿である。毎分652リットルも湧出し、掛け流しで利用されている。62.8度の石膏食塩泉(NaCa-Cl・SO4)で総計1710mgのものである。しかししっかりとした薬味と湯の香があり存在感はある。混浴の露天風呂には大きな樽風呂があり、ほかにも鉄釜風呂が2つと木の刳り貫き風呂が2つと庭園石組露天風呂がある。透明、弱塩石膏苦味、微湯の香と記録した。

2 湯宿温泉  小滝湯共同湯  温泉地再訪 75
鄙びた風情が良い  松の湯 竹の湯 窪湯とも施錠 
国道17号線沿いの湯宿温泉は小さな温泉街で宿の数は5軒ほどであるが、共同湯が4ヶ所あり充実している。まずモルタル造トタン屋根の鄙びた松の湯共同湯に行くが施錠されていた。ここが一番地元に密着した共同湯であろう。次に板の壁と白い破風に瓦屋根の立派な竹の湯も施錠であった、3つ目のこの湯宿で大湯とも言える窪湯は白壁の造りで瓦屋根の立派な木造であるが、ここも施錠で午前中に空いている共同湯は無いのかなあ?と思い隣の小滝湯共同湯に行くと開いていた。小さな木造の湯小屋で、天井の高い風情のある造りである。小さなタイル張り浴槽1つのみに湯が掛け流しになっていた。入浴にはかなり熱く少々加水した。芒硝泉ということだけ分かるが分析表の掲示がなかった。透明、少苦味、無臭と観察した。熱めの湯が掛け流しで良い共同湯であった。

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