3漣温泉 のぞみの湯 (再訪) 80
プレハブの浴室に木の浴槽にヌル湯掛け流し
変らずに存在していた。
国道沿いにある漣温泉を思い出した。ちょっと寄ってみた。プレハブの湯小屋に湯気抜きが付いていて、前に雨除けがある外観は以前と変らずに存在していた。なんと解放されていた。以前は夕刻で写真の良いのが取れなかったので入浴した。34.8度のアルカリ性単純泉でPH 9.31 総計720mgである。中には木枠の浴槽が一つポツリと置かれているだけである。HS 0.4mgの含有量で透明、たまご味、微硫黄臭と硫黄分が感知できたのは嬉しかった。加熱していない源泉のままであったのが幸いしたようだ。CO3も25.2mg含有しているがつるつるは無かった。食塩芒硝系で、重曹分が無いためだと思われる。貴重な地元専用のような温泉が健在であったのは嬉しいことである。ただし加熱していないので入ると出られないほどのヌル湯であった。
4大塚温泉 金井旅館 (再訪) 85
ヌル湯大掛け流しで豪快である。全国屈指の湯量 混浴内湯
群馬の温泉でこの温泉は素晴らしくかつ貴重である。ヌル湯の大掛け流しと混浴内湯が残っている。最初の訪問時から強く記憶に残っている。約10年ぶりに訪問すると新館が出来ていたが、以前の混浴内湯は健在で浴室を開けるとドバドバの湯量が掛け流しになり、床が洪水状態である。これこれ、この通りと満足した。横に小さな加熱浴槽もあるが、この大きな内湯に大掛け流しの豪快なヌル湯がこの温泉の圧巻である。壁に岩を配し、タイル張りの浴槽で縁は御影石である。扇形の浴槽の縁から湯が流れ床一面は3センチくらいの厚みで湯が流れて川のようだ。素晴らしい景観である。横の加熱浴槽は大理石貼りである。32.8度のアルカリ性単純泉で総計500mgである。透明、少エグ味、無臭と個性は少ないが湯量に圧倒される。混浴なのも貴重である。32.8度ながら寒さを感じないのは湯の流れがあるためであろう。この浴槽が素晴らしい。吾妻渓谷にある松の湯温泉もヌル湯掛け流しで川古温泉と並んで群馬のヌル湯の双璧であろう。良い温泉であった。
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