1道後温泉 宝荘ホテル
道後温泉本館の写真を撮りたくて、2泊3日で道後温泉に行った。四国は02年が最後なので7年以上行っていない。格安のプランで宿泊は宝荘ホテルとなった。
道後温泉本館から3分ほどの近くである。大きなビルのホテルで部屋は5階の展望の良い位置で、食べ物もまあまあで満足した。
湯は道後温泉の第2集湯桝のものでオーバーフロー循環とのことであるがほとんど加湯の量は分からなかった。透明、無味、無臭の湯でよわいすべすべがある。屋上の展望露天風呂と地下の内湯がある。また男性は朝に別棟の屋上風呂もある。
2道後温泉 本館
日本で重要文化財の温泉に入れる唯一の共同湯。ほかの重要文化財では箱根湯本の万翠楼福住がある。浴室は神の湯と霊の湯の2ヶ所でともに1階にある。
複雑な建築で神の湯の上に建築は無く、トップライトになっている。男湯は2ヵ所の浴室があってともに御影石の立派な造りである。西浴室は大きな湯壷から左右に2ヶ所の源泉湧出口があり、湯壷には万葉仮名が刻まれている。
東浴室は同じく大きな湯壷の中央から大きく1ヶ所の湧出口があり、さらに左右に小さな湯口が2ヵ所両脇にあった。こちらの湯壷には漢文が刻まれている。グレーの御影石で立派な造りである。
霊の湯はやや小さな浴室で小さめな湯壷が2ヶ所にあり、掛け流しで利用されている。霊の湯は黒い御影石であった。神の湯も掛け流しであるが人の出入りが多いので溢れている光景が見えないのが残念である。
外観は素晴らしい。正面には幾重にも屋根の妻が見えて、積層している。2階は神の湯の広間と、裏側に霊の湯の広間がある。3階は個室休憩所である。
その上に震鼓楼という赤い塔楼がある。裏手は又新殿という皇室専用の浴室で見学だけできる。こちらの屋根は瓦葺ではなく銅板である。緑青が立派であった。こちらも屋根が凝っており、幾重にも重なり複雑な形状になっている。
この又新殿の浴槽は湯が張られていなかったが白御影である。夜にも訪問して3回行ったが道後温泉はやはりここに限るであろう、湯は透明、無味、無臭の個性無いものであるが掛け流しで豪快に使われているのはここが一番であろう。
3瀬戸田垂水温泉
松山から高速道路でしまなみ街道の温泉巡りをした。まず今治から大島に渡り、伯方島に行き、大三島を過ぎ、生口島に渡った。4つ目の島である。ここの北岸に瀬戸田垂水温泉という温泉がある。小さな宿でユースホステルもやっている。温泉は小さな内湯のみである、現在海側に展望風呂を工事している最中であった。湯は18.2度の弱放射能泉で21マッヘである。透明、無味、無臭の循環、加熱、殺菌であった。
4多々羅温泉 しまなみの湯
生口島から大三島に一つ戻って、大三島にある温泉センターに行った。内湯のみの浴室で22.3度のCaNa-Cl泉で総計2500mgほどの温泉である。透明、弱い塩エグ味、無臭の湯が循環、加熱、殺菌であった。
5大崎上島温泉 薬研谷温泉 ふれあいセンター
大三島からフェリーに乗って大崎上島の温泉に行く。大三島の宗方より大崎上島の木江までである。その島の東側に着くが温泉は西側の大串という場所である。公民館のような建築に20度の単純弱放射能泉が湧出している。25マッヘである。内湯のみで2つの浴槽がある。一つは気泡湯になっている。透明、無味、塩素臭で循環、加熱、殺菌である。
6きのえ温泉 ホテル清風館
大崎上島で景観の良い岬の高台に位置して美しい海岸美が俯瞰できる位置にある温泉ホテル。含弱放射能CaNa-Cl泉で22度 総計26590mgの高調性の温泉である。透明、強い塩辛味、無臭の湯であった。
循環、加熱、殺菌である。景色は大三島や柏島、大下島、小大下島などが点在し海峡のような海である。船が通り抜け美しい風景であった。その後木江から大三島の宮浦へフェリーで戻った。
7道前渓温泉
帰りに高速を伊予小松で降りて小さな日帰り湯の道前渓温泉に行った。24.6度のNa-Cl泉で総計7622mgの等調性に近い温泉である。しかし加水され薄めてあった。透明、無味、塩素臭で加水、加温、循環、殺菌の温泉であった。
8道後温泉 本館
霊の湯に再訪した。
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